![]()
藤堂平助
イラスト左上:あんでる泉様
右下:汐祢様より 頂きました。
人物語り…ってなんかカッコよくて、サイト設立当初からやってみたかったのですが、難しくて何度も挫折。今回こそ、とまた書き始めてみました。さて私が何を書こうとしているかと言いますと、史実に基づいて検証…ではなく。まぁ独り言を。私と平助さんとのかかわり、イメージなんかを語ってみたいと思います。頂いておいて現在展示室がないイラストたちのご紹介もかねて!(仕舞っておくの勿体無いですから)
一番最初にこの人を持ってくるあたり、なんだかとてもマニアックです・・・よね。
最近は大河の影響もあってか、平助をメインに持ってくるサイトさんも少なくないですが、少し前は「平助が好きなんです」と言うと「私もですー!嬉しいー!」とそれだけで意気投合してしまうような扱いの人物でした。
平助さんの史実上のキーワードは、
江戸っ子、ご落胤、魁先生、近藤の四天王、小柄な美少年、そして、裏切り者…。
「裏切者」っていう本、ご存知ですか?
友達にこの本を紹介されてから、私と平助さんの関わりがスタートしました。もう絶版で手に入らないと思いますが、今は「新選組藤堂平助」としてリメイクされているので、そちらをご参考にしてくださればと思います。や、でも結構同人的なので、すべての人にオススメは出来ませんが。
裏切者、この鮮烈なタイトル。
私は、全然彼は裏切ってないと思うのですが、結果的にそう言わざるを得ない立場に転向したことを考えると、なんて強い人なんだろうと思います。そして深い葛藤。孤独。やっと見つけた仲間の手を離すことの決心。それを貫く強靭な心。頑固なまでの一途さ。故に油小路。
彼は何を得て、何を失ったんだろう。
…難しいですね、自分が思っていることを人に伝えるのって。上手く書けませんが。ごめんなさいね。
私には彼がどうしても、死に急いだという感じがしてしまうのです。あんな形で脱退しても、上手く行きはしないこと。一番近くで新選組を見ていた彼なら分かっていたでしょうに。どうしてもっと、器用に生きれなかったの、と私は思うのです。そしてその不器用さに、土方さんを重ねてしまったり。
そういう思い入れから、「なりきりチャット」で平助さんを演じさせていただくことが多くなりました。私が高校生の頃の話。「テレホタイム」という言葉が普通に使われていた頃(懐かしいです)
俗にいう「なりチャ」は、その人物になりきってお話をする、というもので、それぞれに人物が振り当てられます。これがなかなか面白いんです。市村くんを演じている子は何かと御茶を勧めてきたりね。
それで、私がどんな平助を演じていたかというと、
今思い出せばニコニコ笑っていただけのような気もします。だいたいメンバーは試衛館の仲間たちばかりですから「平助、平助」と甘やかされることが嬉しくて。きっと、平助は可愛がられたでしょうね。沖田と同じ試衛館の末っ子。「背が小さい」とからかわれて怒ったかもしれません。
だからこそ、最後の時、平助が亡くなる時に近藤さんたちを恨んでなければいいなと思います。
脱退の時も同様。だって試衛館に上がりこんで暮らしてしまって、その上京都にまで一緒に来ちゃうほど仲良しだったのだから、その気持ちは消えないと思うのです。ただ道が違ってしまっただけ。それゆえの悲劇。
数年前、しし座流星群が来た時、丁度平助さんの御命日と重なったことがありました。私は深夜、毛布に包まれながら山で仰向けに寝転がってそれを見ました。空一杯に星が流れていって、とても綺麗でした。そして私はなんだか泣けてきてしかたなかったです。
彼が見た最後の空がこんな風に綺麗だったら良い。恨みなどなく、どうか穏やかに逝けましたように。
去年やっと訪れた彼の墓地は、京都の片隅にひっそりありました。木々に囲まれた、とても静かな場所です。手を合わせていると、心が空っぽになるような、そんな不思議な感じがしました。最後を共にした仲間達と、安らかな眠りについていることを願ってやみません。
追記;
以前お友達のしゅんさまの本にゲスト参加させていただいた時の、私の自己紹介ページで平助観を語っていました。
私が当時思っていたことと今とは、全く変わっていないので、その項を一部抜き出しておきます。
この本の平助は結構寂しがりやです。彼は孤独な人だったように思います。でも持ち前の明るさと精神の強さが、平助を支えていた。ぎゅっと歯を食いしばって生きている、でもそれを誰にも悟られたくない、それが若い頃の平助のイメージです。筋金入りの負けず嫌いでもある。(中略)平助が輝きを増していくのはこれからです。
「Lookn’for love vo01」より
戻る